DEEP GUIDE · 詳細ガイド
PPT生成 (@vppt)
企画・生成からテキスト、画像、グラフ、表、レイアウトの編集、発表・共有・書き出しまで、PPTスタジオの全機能を扱う22章の詳細ガイドです。
01. PPTスタジオの概要
PPT生成は、テーマと目的からアウトライン、スライド構成、本文、画像、視覚要素をまとめて作成し、ブラウザ上で細部まで仕上げられる作業スペースです。下書きの生成だけでなく、発表、音声再生、リンク共有、PDF・PowerPointへの書き出しまで一つの流れで行えます。
| 段階 | できること | 主な機能 |
|---|---|---|
| 企画 | 対象・目的・メッセージを定義 | 言語、長さ、トーン、詳細度、参考資料 |
| 生成 | アウトラインと下書きを作成 | 1~20枚、標準・カスタムテーマ、AI画像 |
| 編集 | 内容とデザインを調整 | テキスト、画像、アイコン、グラフ、表、配置 |
| 配布 | 発表・共有・保存 | スライドショー、TTS、リンク、パスワード、PDF・PPTX |

02. @vpptでの開始とリンク
| チャットでの依頼 | 開く状態 |
|---|---|
| @vppt | プレゼンの管理や新規作成ができるPPTワークスペース |
| @vppt + 作りたいプレゼンの説明 | テーマ・枚数・言語・トーン・詳細度を反映した生成画面 |
| @vppt + HTTPSファイルURL + 生成指示 | 文書・画像・動画を解析し、抽出内容を確認・修正するプレビュー画面 |
| @vppt + 上の内容をプレゼンに | 関連する会話を参考資料として渡した生成画面 |
@vpptはメッセージ内に正確に入力する呼び出しトリガーです。ファイル入力では、PDF・DOCX・PPTXなどの文書、PNG・JPGなどの画像、MP4・MOVなどの動画を直接ダウンロードできるHTTPS URLに対応します。通常のWebページURLは添付として扱われません。抽出内容はスライド生成前のプレビューで確認・修正できます。
生成リンクは発行から1時間有効です。一度に1~20枚を生成でき、処理時間は資料の長さ、ファイル解析、画像生成量、サービス設定によって変わる場合があります。
03. 効果的な生成依頼の書き方
発表目的、対象者、導きたい結論、枚数、言語、トーン、必須項目を含めます。「きれいに作って」より、意思決定に必要な背景を具体的に書く方が、アウトラインと視覚化の質が上がります。
| 要素 | 確認する質問 | 例 |
|---|---|---|
| 目的 | 何を決定・説得するのか | 新しいサブスクリプション案の承認 |
| 対象 | 誰が見て、何を知っているか | 製品・財務担当の経営層 |
| 構成 | どの順序で伝えるか | 課題 → 根拠 → 選択肢 → 推奨 |
| 表現 | トーンと詳細度は何か | 簡潔で分析的な日本語10枚 |
| 必須事項 | 何を省いてはいけないか | 価格比較表と3年間の売上グラフ |
04. 生成設定と参考資料
テーマ、スライド数、言語、トーン、詳細度、追加指示を設定できます。固有の用語や数値が必要な場合は参考資料も追加します。
- スライド数:発表時間に合わせます。概要なら5~8枚、提案・報告なら10~15枚が目安です。
- 言語:本文だけでなく、スライドショーと音声再生の言語も考慮します。
- トーン・詳細度:経営層向けは結論中心、研修資料は説明と例を中心にします。
- 参考資料:どの根拠を優先し、どの部分を除外するかを指定します。
- 追加指示:含める・除外する内容、表記、ブランドの語調、最後の行動喚起を明示します。
05. アウトライン・テーマ・下書き生成
- 提案されたアウトラインの順序、重複、抜けている結論を確認します。
- 目的に合う標準テーマ、または保存済みのカスタムテーマを選びます。
- 生成を開始し、各スライドのタイトル、メッセージ、視覚要素が完成するまで待ちます。
- 個別要素を直す前に、全体のストーリーを確認します。
標準テーマは13種類で、カスタムテーマも追加できます。テーマは色とフォントだけでなく、タイトル、本文、画像の基本配置にも影響します。
06. ワークスペースと自動保存
| 領域 | 役割 |
|---|---|
| 左のサムネイル | 選択、並べ替え、追加、全体の流れを確認 |
| 中央キャンバス | テキスト、画像、アイコン、グラフ、表を編集 |
| 上部ツール | 挿入、元に戻す・やり直す、再生成、発表、書き出し |
| ワークスペース | 保存資料、共有資料、カスタムテーマを管理 |
編集は自動保存されます。ワークスペースへ戻ると保留中の変更が保存され、カードのサムネイルも更新されます。保存中はタブをすぐ閉じないでください。
07. スライドの追加・並べ替え・セクション
- 並べ替え:左側のサムネイルを目的の位置へドラッグします。
- 新規スライド:スライド下の+を押し、内容に合うレイアウトを選びます。
- 新規セクション:テキスト・コンテンツブロック下にカーソルを置いて+を押すか、挿入メニューから種類を選びます。
- 全体確認:各スライドの役割が重複していないか、サムネイルで流れを確認します。
08. テキスト編集とAI書き換え
テキストを選択すると、太字、斜体、下線、取り消し線、その他の書式を使えます。文章を直す通常モードと、大きなコンテンツ領域を扱うブロック編集を使い分けます。
- Typeアイコンの通常テキストモードで入力し、インライン書式を適用します。
- 大きなテキスト・表領域はBoxアイコンでブロック編集を有効にします。
- テキストブロックを選び、AI書き換えで「短く」「長く」またはカスタム指示を選びます。
- 書き換え後に意味、数値、固有名詞が維持されているか確認します。
09. AIでスライド全体を修正
スライド左上のWandSparklesアイコンから、現在のスライドのレイアウト、画像、テキスト・内容を自然文で修正できます。
| 対象 | 指示の例 |
|---|---|
| レイアウト | 「主要指標を左に大きく、根拠3点を右のカードに配置」 |
| 画像 | 「背景を夜の環境配慮型都市物流の場面に変更」 |
| テキスト・内容 | 「役員向けに半分へ短縮し、最後に推奨を1行追加」 |
10. 画像の交換・検索・生成・クロップ
画像を選択すると、配置とフィットを調整したり、新しい画像へ交換したりできます。検索、自分のファイル、AI生成を目的に応じて使い分けます。
- 検索:画像を更新 → 検索でキーワードを入力し、結果を適用します。
- アップロード:編集 → アップロードから自分の写真やグラフィックを追加します。
- AI生成:編集 → AI生成で場面、構図、雰囲気、色を説明します。
- インフォグラフィック:AI生成でインフォグラフィックをオンにすると、プレゼン言語に合わせて作成されます。
- クロップ:Cover・Contain・Fillを選択し、プレビューで焦点位置をクリックして完了します。

11. AIグラフの作成と修正
- 挿入 → グラフを選択します。
- 指標、比較対象、期間、値、ラベルを文章で説明します。
- 棒・折れ線・円など、希望するグラフ種類があれば指定します。
- 生成後は移動・サイズ変更を行い、選択して追加指示から再生成できます。
良い依頼は「2024~2026年、製品A・B・Cの四半期売上、百万円単位、Aを強調、折れ線グラフ」のように、指標・対象・期間・単位・ラベルを含みます。グラフと無関係な依頼は生成されない場合があります。
グラフは重ね合わせ要素として作られ、移動、サイズ変更、削除、元に戻す・やり直すが可能です。サムネイル、プレビュー、スライドショーに表示され、PDF・PowerPointには画像の代替表現も含まれます。
12. 表の挿入と編集
挿入 → 表でグリッドをドラッグするか、行数・列数を直接入力します。選択グリッドは10×10から始まり、必要に応じて拡張でき、最大50行×50列をサポートします。
- セルをクリックして内容を直接編集します。
- 必要な位置に行・列を追加または削除します。
- 表全体を移動、サイズ変更、削除でき、元に戻す・やり直すも使えます。
- 表はサムネイル、プレビュー、スライドショー、PDF、PowerPointに表示されます。
13. アイコンと自由レイアウト
アイコンを選択すると一覧を閲覧・検索して交換できます。Moveアイコンでレイアウト編集を有効にすると、テキスト、画像、アイコンをドラッグしてサイズ変更できます。
- Snap:移動時にガイドへ吸着させ、整列を保ちます。
- Reset:選択した要素の位置とサイズを初期値へ戻します。
- Reset all:現在のスライドの自由配置変更をすべて初期化します。
- 削除、元に戻す、やり直すを使い、配置の試行を可逆にします。

14. 発表者ノート・元に戻す・再生成
各スライドのノートアイコンから発表者ノートを表示、編集、保存できます。AIで再生成する場合は、強調する内容、発表時間、対象者の理解度などの追加指示を指定できます。
| 機能 | 適した場面 |
|---|---|
| 元に戻す・やり直す | 直前の文章、要素、配置変更を比較する |
| スライドAI編集 | 現在の1枚にある特定の問題だけを直す |
| 全体再生成 | 現在の依頼を基に全体構成を作り直す |
15. スライドショーと発表モード
- 上部のスライドショーを開き、発表を選択します。
- 矢印ボタン、キーボードの方向キー、または画面左右のクリックで移動します。
- 全画面表示にし、実際の発表環境で文字サイズと切り替えを確認します。
- 最初から最後まで再生し、画像の切れ、長い表、ノート、音声言語を点検します。

16. 多言語TTS音声再生
スライドショーまたは共有画面の1枚目下部で言語を選び、再生を押すとナレーションが生成されます。約90言語に対応するため、本文と音声の言語が一致しているか確認します。
- 編集中の資料:スライドショーで言語を選んで再生します。
- 共有リンク:パスワードがある場合は先に認証し、同じTTS操作を行います。
- 品質確認:略語、数字、外来語、固有名詞の発音を聞き、必要なら本文表記を調整します。
17. リンク共有とパスワード保護
- スライドショーの共有、またはワークスペースのカードから共有を開きます。
- 閲覧専用リンクを作成し、コピーします。
- 必要に応じてパスワードを設定し、別の安全な経路で伝えます。
- 配布前にプライベートウィンドウでリンク、パスワード、移動、TTSを試します。
閲覧者は編集できませんが、発表とTTSを利用できます。既存のパスワードを維持するには入力欄を空にし、新しい値を入力すると置き換えられます。
18. Upload & ShareとShared Decks
既存のPDF・PPTXもUpload & Shareで共有用デッキへ変換できます。ファイルと言語を選び、変換後にリンクをコピーし、必要に応じてパスワードを追加します。
- ワークスペース → Shared DecksでShare a Deckを選び、新しいファイルをアップロードします。
- 変換後の資料を開き、全ページの文字と画像を確認します。
- カードからリンクコピー、パスワード設定・変更、共有資料の削除を管理します。
19. PDF・PowerPoint書き出しとVORA保存
右上の書き出しからPDFまたはPowerPointを選びます。PDFは固定レイアウトでの確認・配布、PowerPointはオフライン発表とファイル上の追加編集に適しています。
| 方式 | 用途 | 確認事項 |
|---|---|---|
| 確認、配布、印刷 | ページ切れ、グラフ・表、画像解像度 | |
| PowerPoint | オフライン発表・追加編集 | 代替フォント、要素の互換性、グラフ画像 |
| VORAに保存 | AI生成物から再び探す | 保存完了と共通200MBの保存上限 |
20. カスタムテーマとフォント
- New Themeで基準となるPDFまたはPPTXをアップロードします。
- 必要なフォントがない場合は、テーマを抽出する前にアップロードします。
- ファイルを処理してデザインを抽出し、名前と説明を入力して保存します。
- 個人ワークスペースだけで使う場合は「Share with others」をオフにし、全ユーザーへ共有する場合はオンにします。
先にフォントを用意すると、改行、サイズ、雰囲気をより正確に再現できます。保存後は表紙、本文、グラフを含む短い資料でテーマをテストします。
21. 制作から配布までの推奨手順
- 目的、対象者、結論を一文にし、参考資料を用意します。
- @vpptを開き、言語、枚数、トーン、詳細度、追加指示を設定します。
- アウトラインとテーマを確定し、下書きを生成します。
- デザインより先に、全体の流れと事実を確認します。
- テキスト → 画像 → グラフ・表 → アイコン・配置の順で整えます。
- 発表者ノートとTTSを確認し、スライドショーでリハーサルします。
- 対象に応じ、リンクとパスワード、またはPDF・PowerPointを選びます。
- 外部環境で最終結果を開いてから配布します。
22. トラブル対応と最終確認
| 状況 | 確認すること |
|---|---|
| リンクが開かない | 発行から1時間以上経過した場合は@vpptで新しいリンクを取得 |
| 生成内容が一般的すぎる | 対象、目的、必須結論、根拠資料、詳細度を具体化 |
| 画像が切れる | Cover・Contain・Fillと焦点位置を再設定 |
| 配置が崩れた | Snap、選択要素のReset、またはReset allを使用 |
| グラフが生成されない | 指標、値、分類、期間、ラベル、グラフ種類を追加 |
| 書き出し結果が異なる | フォントと互換性を確認し、対象アプリでPDF・PPTXを再確認 |
| 機能の場所が分からない | ヘルプを検索するか、画像・グラフ・共有などのカテゴリで絞り込み |
- 事実:数値、日付、引用、名称は原資料と一致しているか。
- 伝達:各スライドは一つのメッセージを伝え、結論が明確か。
- 可読性:文字、表、グラフは発表距離から読めるか。
- アクセス:リンク、パスワード、共有範囲、公開テーマ設定は意図どおりか。
- 互換性:スライドショー、TTS、PDF、PowerPointを最終環境で確認したか。